《マルチピッチクライミングコース2019SF》外岩4回コース
■ イベント概要
2019年7月~10月のマルチピッチクライミングコース2019SH(後半戦)です。このコースは、クラックルートを含むマルチピッチクライミングです。このコースの特徴として、
(1)マルチピッチルートを通じて安全管理とリスクマネジメントを学ぶ:
元来、クライミングとは難しい岩稜帯や氷壁を登る時に、安全を確保するためロープや支点を活用してきました。これは、ジャンダルムや大キレット、鋸岳等の登山における破線ルートを攻略する際にも十分活用できます。支点や確保という技術は、登山において「常に正しい」と言えることは少なく、より安全性が高い・リスクが少ないという観点を持って、注意深く選択・利用されるべきです。そういった感覚は、現場で見て、確認しながら学ぶことが最も効果的です。天候、メンバー、装備、時間、経験・習熟度、理解力によって、選択する技術やルートが異なるということは良くあります。皆様の理解を深めるために、これらの選択した理由を説明します。また、ここで言うリスクとは、遭難、ケガ、死亡等のリスクです。遭難は、計画段階での準備不足、時間管理が不十分、装備が不十分もしくは不慣れ、体力不足等の原因で生じるリスクです。ケガや死亡は、天気予報確認・現地判断、遭難後の対応、確保方法や支点の理解と限界、ロープに振られる事象、滑落、落石、体力不足等の原因で生じるリスクです。リスクマネジメントとは、これらのリスクを認識・評価し、リスクを引き起こす原因の影響と頻度を下げる活動全般のことを言います。
(2)参加者にもリードして頂きます:
比較的簡単・安全なピッチにおいて、参加者の技量・経験、やる気によって、一部ピッチをリードして頂くことがあります。これはリードをお願いする、と言うより支点や確保に関してより自分自身の事としてとらえて頂きたい、という意図です。あるルートをリードするということは、自分の安全確保のための技術(クライミング、支点、確保)のみならず、フォローの安全確保(振られ、適切なルート取り、ロープの屈曲)も考慮します。リードすることによって、より高い技術が身につきます。なお、リードしたくない人はしなくても大丈夫です、まったく問題ありません。■ イベント日程
■ イベント基本情報
イベント名 | 《マルチピッチクライミングコース2019SH》外岩4回コース |
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目標山岳・ルート | アウトドアでのマルチピッチクライミング講習 |
主催 | lovzearth outdoor club |
種別 | マルチピッチクライミング |
料金 | 69,120円 |
料金に含まれる費用 | 講習費用、講習資料、共同装備(ロープ、カラビナ)利用料 |
料金に含まれない費用 | 食費 ※新宿集合場所~登山口まではクラブのバンで移動(無料)。 |
レンタル | 本コースはレンタル対応はありません。 |
配布資料 | 講習資料 |
参加特典 | 参加者全員にLOCポイント5% |
難易度 | クライミング初級 |
参加条件 | マルチピッチクライミング経験者 |
集合場所・時間 | イベント開催当日の6時30分 JR九州ホテルブラッサム新宿前 JR新宿駅南口から徒歩5分 ※詳細な場所は、下記に後述します。 |
解散場所・時間 | イベント当日の18時 JR九州ホテルブラッサム新宿前 JR新宿駅南口から徒歩5分 ※詳細な場所は、下記に後述します。 |
定員 | 3名 |
お問い合わせ先 | LOCアウトドアスクール事務局 |
■ スケジュール、ルート
日程 | 行動概要 |
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イベント当日 | JR九州ホテルブラッサム新宿前集合(6:30)→現地へ移動→登山口からアプローチ開始(9:00)⇒岩場に到着(9:30)⇒準備してクライミング開始(10:00)⇒クライミング終了、下山開始(15:00)⇒登山口に到着(15:30)→駐車場から新宿へ移動開始(16:00)→新宿解散(18:00) クライミング時間:5時間 |
■ 集合場所・解散場所の案内
JR九州ホテル ブラッサム新宿前、JR新宿駅南口から徒歩5分の場所です。※現地集合、現地解散も可能です。現地集合希望の場合は、申し込み時に通信欄(コメント欄)に追記してください。
■ 持ち物
○:必須装備、△:必須装備ではありませんが、あれば便利なもの。テント、タープ、ランタン、ロープ、クライミング用品等は、ラブジアースアウトドアクラブが準備します。
○登山靴・靴下 | 軽量なアプローチシューズが望ましい。 |
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○登山に適した衣類 | アンダーウェアは速乾性のある化学繊維がおすすめ。上下長袖が日焼けしにくく、保温、防風等の肌の保護になるのでおすすめです。 |
○保温着 | 保温着はダウンかフリースを選択してください。寒がりの方は、両方もしくは2枚重ね等準備しておいてください。綿のスウェット、ジャージ等は濡れて場合乾きにくく、風が強く気温が低い場合は、低体温症になる危険性があるので、注意してください。 |
△レインウェア | ゴアテックス等の防水性透湿素材がおすすめ。天気予報によっては、持っていかない場合があります。 |
△アイウェア(サングラス) | 目の保護、紫外線からの保護のため。 |
△日焼け止め・バンダナ・帽子 | 薄手のバンダナ(薄手のタオルでも可)、ネックウォーマー等をお持ちください。また、つばがある帽子はまぶしさを防ぎ、頭部の保護になるので、お持ちください。 |
○ヘッドランプ | 頭に着けられるもの。 |
○ザック・ザックカバー | クライミング中のアタックザックは、10~20リットルくらいで充分です必要な装備の他に、行動食、水等の食料を入れましょう。その他、仮眠用の装備を入れる大き目のザックがあると便利です。 |
○水筒 | 500ml程度のペットボトルや水筒。ご自分の水分補給の頻度や量に合わせてお持ちください。 |
○行動食・非常食 | 行動食と非常食を準備してください。行動食は、パン、おにぎり、サンドウィッチ、ナッツ、カロリーメイト、チョコ、アメ、ゼリー等のものがおすすめ。非常食はチョコレートバー1つでOK。 |
△トイレットペーパー・ティッシュ | 必要に応じてお持ちください。 |
○保険証 | けがや病気の際に必要になります。 |
△救急薬品 | ケガ、腹痛等の緊急用の薬品類。バンドエイド、包帯、内服薬等を準備ください。 |
その他 | 必要に応じて下記をお持ちください。 地図、筆記用具、ライター、コップ、ホカロン(ホッカイロ)、ウェットティッシュ、 |
クライミング装備
本イベントはハーネス、カラビナ、確保器、ヘルメット等のクライミングの装備を使用します。これらの装備をお持ちの方はご自分の装備を持ってきてください。下記装備が十分でない場合、参加をお断りする場合があります。○ハーネス | ロッククライミング用のハーネス。 |
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○ヘルメット | クライミング用。 |
○クライミングシューズ | クライミング用。 |
○チョークバック | クライミング用。 |
○安全環付カラビナ | 3個。汎用的に使えるHMS型がおすすめ。 |
○フリーカラビナ | 3個。 |
○確保器 | 1個。クライミング用のビレイデバイス(ATC、ルベルソ等)。 |
○ソーンスリング | 120cm1つ。60cm1つ。 |
○デイジーチェーン等のスリング | デイジーチェーン、パーソナルアンカー、ランヤード等の自己確保用のスリング。 |
○クライミンググローブ | ビレイ用の皮グローブ。 |
■ 共同装備
共同装備とは、ロープやツェルト等、各個人が一つ一つ持つのではなく、チームで共同で持つ装備のことを言います。主な共同装備として、テント(銀マット、ペグ)、バーナー(ガス缶)、水(主に夕食、朝食のため)等です。また、岩場・クサリ場がルート上に多数出てくる場合は、ロープ(カラビナ、スリング)も必要になります。本イベントでは、ラブジアースアウトドアクラブが下記の共同装備を準備しますので、各個人で準備する必要はありません。
クライミングロープ | クライミングを安全に実施するためのロープ。クライミング用のロープは、伸縮性があり滑落時の衝撃を吸収するロープです。必要数をクラブで準備します。 |
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支点用の登攀具 | クライミングするために、クイックドロー(ヌンチャク)、スリング、安全環付カラビナ等の登攀具。必要数をクラブで準備します。 |
危急時の装備 | ケガ、悪天候による停滞等のため、ファーストエイドキット、ツェルト等が危急時の装備として必要です。必要数をクラブで準備します。 |
商品カテゴリ
登山
クライミング
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LOC代表紹介
はじめまして、ラブジアースアウトドアクラブ(LOC)代表の岡村です。
登山における事故ゼロを目指しています。山登りに関する、計画、装備、体力、技術、知識等のスタンダードを皆様に提供し、自立して楽しめるようにサポートさせて頂きます。
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