Expert Advice

クライミングをはじめてみよう!!

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 このページでは、クライミングとは何か?どういったアクティビティか?何が必要か?等、クライミングの概要を説明します。なお、このページでは、詳細な装備、リード技術、安全管理等の内容は記載していません。
 また、本ページの最下部に、ラブジアースアウトドアクラブが開催している、クライミングに関する机上講習、日帰りイベント、各種コース等の講習会を紹介しています。

クライミングとは?

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 クライミングとは、岩や山を登ることです。クライミングには様々な種類があり、ロッククライミング、アルパインクライミング、シャワークライミング(沢登り)、アイスクライミング等です。
 ロッククライミングとは、岩を登るという意味に限定され、アウトドアにおいての岩登り全般のことを言います。ロッククライミングには、様々な登り方(スタイル)が存在し、スポーツクライミング、アルパインクライミング、ボルダリング、エイドクライミング等が存在します。スポーツクライミングとボルダリングを合わせてフリークライミングと呼び、本ページではこのフリークライミングのことを単に「クライミング」と呼ぶこととします。
 外岩でのクライミングは、景色がひらけて爽快で、四季折々の森・山の風景を楽しみ、空気もきれいで、とっても気持ちいいですよ。ぜひ、アウトドアでのクライミングを楽しんでみてください。
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岩場までのアプローチ

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 野外においてクライミングする場合、クライミングができる場所まで歩いていく必要があります。駐車場に車を置いて、ロープやクライミングシューズ、食事などの必要な装備を持って登山道を歩くことを「岩場までアプローチする」と言います。アプローチが5分の岩場もあったり、3時間かかる岩場もあります。クライミングできる場所へのアプローチは、岩場までの案内などの道標(看板)は存在せず、経験者と一緒に行くか書籍等の情報を元にアクセスするのが通例となっています。また、アプローチの遠近にかかわらず、一般的な登山道具(防寒着やヘッドランプ)が必要です。
 このアプローチ中にクライミングのウォーミングアップをしましょう。しっかり呼吸して全身に酸素をしっかり吸収し、急登ではゆっくり登り心拍数を上げないように、時々肩や腕を回したり伸ばしたりしてストレッチし、まわりの景色を楽しみましょう。もちろん、クラブのメンバーとの会話を楽しみ、クライミングのモチベーションをアップさせることも重要です。
 当クラブでは、アプローチする時にロープやマット等の共同装備を皆様に持って頂いています。ロープを重い重いと嫌がらずに、積極的に持ってみて、命綱の大切さを感じてください。
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自然の岩場をどうやって登るのですか?

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 整備されていない自然の岩には、草や木、コケなどが生えていますが、クライミングする岩場はほぼ誰かの手によって整備されています。整備とは、土、草、コケなどを掃除して、岩にボルトという強力な支点を打ち込み、クライミングできるようにすることを言います。このボルトを利用して、比較的安全に登っていくことができます。
 なお、整備されている方は、NPO法人日本フリークライミング協会、地元の山岳会、その岩場を愛している有志等によって行われており、地権者や行政機関との調整を行っている場合があり、ゴミを捨てない・決められた場所に駐車する等の節度ある行動が求められます。
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必要な装備は?

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 クライミングに必要な装備として、ハーネス、クライミングシューズ、チョーク・チョークバック、ヘルメット、安全環付カラビナ、確保器、クライミングロープ、クイックドロー、スリング等が必要です。
 当クラブでは、クライミングロープ、クイックドロー、カミングデバイス、トップロープ用の支点等は共同装備としてクラブ側が必要数を準備しています。これらの共同装備に関して、各参加者の個人のものを使うことも可能ですので、お問い合わせください。
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どうやって始めたらいいの?

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 特に外岩でのクライミングを始める場合、山岳会、経験者、当クラブが開催しているような講習会を利用すると良いでしょう。外岩でのクライミングは多少なりとも危険性があります。例えば、アプローチの登山道で迷ってしまう、岩場で落石に遭遇してしまう、クライミング中に滑落してしまう、確保方法を間違えてクライマーを危険にさらしてしまう・・・など。これらの危険を回避するために、初心者のうちは、経験者や講習会を利用してある程度安全管理について学んだ方がいいでしょう。当クラブでは、皆様が自立してクライミングを楽しめるように、サポートしていく運営を基本原則としています。
 また、インドアクライミングジムでクライミングを始める場合は、該当の施設にお問い合わせください。多くのジムは、レンタル用のクライミングシューズ、ハーネス、チョークバックを備えており、比較的安価に始められるでしょう。
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まずはトップロープクライミングから

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 ロープを使うクライミングスタイルとして、リードクライミングとトップロープクライミングがあります。まずは、トップロープクライミングから始めてみましょう。
 トップロープクライミングは、そのルート最上部に支点を設置してロープをかけて、ロープの一方を登る人に結びつけ、もう一方を確保する人がロープを引っ張ります。こうすることによって、登る人が落ちた場合に確保する人がロープを引っ張ることによって、落ちることを防ぎます。また、トップロープクライミングは落ちる心理的な恐怖から解放され、岩壁と自分の対話を深め、ムーブ、ホールドやスタンス、ルートファインディングの良い練習ができます。
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インドアクライミングジムでのトレーニング

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 外岩のクライミングに行きだすと、登りたくても登れないルートがどんどん出てきます。登れない理由として、保持力不足、体幹の筋力不足、ムーブができない、柔軟性が足りないなどの要因があります。これらの技術・経験向上のために、インドアクライミングジムでのトレーニングが最も効果的です。
 インドアクライミングジムでのトレーニング方法として、大きく2つあります。一つは、自分が登れる限界のグレードを徐々に上げていく方法です。もう一つは、足さばき、バランス、ムーブ、レスト、筋トレなどの個々の技術を練習する方法です。自分の弱点が分かっていれば、このトレーニングは上達するための効果的なトレーニングになります。
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高度感満点のマルチピッチクライミング

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 クライミングのスタイルの一つに、マルチピッチクライミングという分野があります。これは、マルチ=複数のピッチ=ルートを連続して高度を上げていくクライミングということです。これと比較してゲレンデ等で行う通常のクライミングをシングルピッチのクライミングということもあります。
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カム!クラック!!ジャミング!?

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 クライミングを何度か経験してくると、岩場の割れ目(クラック)を登ることにも興味が湧いてきます。クラックに手を入れてジャミングし、それをハンドホールドとして登っていきます。クラックにカムという登攀具(登るための専用の道具)を設置して、それを中間支点に安全を確保するのもクラック登りの特徴です。
 現在のクライミングにおいて、クラックはやや特殊なクライミングととらえられているかもしれませんが、元来、岩場の弱点をついて登るという点において、割れ目の周辺にはホールドが多く、ピトンなどの支点を設置しやすいため、大昔からクラックが登られてきました。
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クライミングの本来のスタイルはリードです

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 クライミング(特にフリークライミングの場合)の本来のスタイルはリードで登ることです。リードとは、岩場に設置されているボルトにクイックドローをかけてロープをクリップしながら登り、一度もロープにテンションをかけないように登るスタイルです。
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クライミングに関するカリキュラム

 クライミングに関するカリキュラムの関係性を示します。カリキュラム全体や各コースの詳細については、こちらのページから。
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クライミングのイベントに参加してみましょう

まずは、机上講習、インドアジム講習や日帰りのイベントに参加してみましょう。

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さらなるクライミング上達のために各種コースを活用しましょう。

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LOC代表紹介

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はじめまして、ラブジアースアウトドアクラブ(LOC)代表の岡村です。

登山における事故ゼロを目指しています。山登りに関する、計画、装備、体力、技術、知識等のスタンダードを皆様に提供し、自立して楽しめるようにサポートさせて頂きます。

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